【お見合いの服装:女性編】マナーや印象アップのコツを現役仲人がご紹介
「初めてのお見合いで着ていく服が選べない…」
「どんな服を着れば男性の印象が良くなる?」
「お見合いの服選びにマナーはあるの?」
これからお見合いに臨む女性の中には、上記のような悩みや疑問を抱えている方も多いのではないのでしょうか。お見合いは人生の伴侶を見つけるための大事な行事です。「きっちりとした服装で臨んだほうがいいのかな?」と思いつつも、女性である以上はおしゃれをして綺麗に可愛く見られたいですよね。
そこで今回は、現役仲人がお見合いで押さえるべき服装のマナーや男性の印象をアップさせる服選びのコツをお伝えしていきます。
この記事を読むと、
- お見合いに適した服装
- 印象を上げる服選びのコツ
- 服装以外の見た目のマナー
- 季節、年齢、体型別の服の選び方
がわかります。弊社にも服装を改善して第一印象をアップさせた結果、成婚に結びついた方がたくさんいらっしゃるので、ぜひ参考にしてくださいね。
お見合いに適した服装とは
お見合いに適した服装は、「清潔感」や「女性らしさ」が伝わる、すっきりとしたコーディネートです。一般的に明るい色を用いたスカートやワンピースなどの女性らしいスタイルが男性にいい印象を与えやすいとされています。
その上で、お見合いのための服選びでもっとも重要なことは「お相手に対する配慮」であるということを忘れてはなりません。
お見合いは、その後の長い生涯を共に過ごすパートナーを見つけるために行うものです。そのため、男性側もいろんなものさしで、慎重に女性を見ています。自分の好みを主張しすぎたり、過度な露出で露骨なアピールをしたりするとマイナスイメージを与えることもあるため、マナーやセオリーを理解した上で服装を決めることが重要です。
初対面で数時間会話をしただけで交際を決めるお見合いにおいては、第一印象がなによりも大事であるため、季節感やTPOを考えながら、お相手からどう見られるかを意識しつつ、着る服を考えましょう。
印象を上げる服装選びのポイント
お見合いで印象をアップさせる服装選びのポイントは下記の5つです。
- TPOを意識する
- 清潔感が出るようにする
- 自分の好みを主張しすぎない
- 足元にまで気を配る
- 困った時は仲人に相談する
それぞれについて詳しく解説していきます。
TPOを意識する
お見合いの場所や時間帯に応じた服選びを心がけましょう。TPOに合わせた服装を意識することで、自身がより魅力的に見えるだけではなく、お相手に「ちゃんと配慮ができる女性なんだな」という印象を与えられます。
また、日中であれば明るめの色で柔らかい雰囲気を出したり、夜であれば落ち着いた色で上品な大人の雰囲気を演出したりなど、時間帯も意識することでよりポジティブなイメージを与えることも可能です。
一方で、ホテルのラウンジでお見合いをする際にカジュアルすぎる格好で臨むなど、TPOに合わない服装をしてしまった場合には、「空気が読めない人なのかな」「お見合いをあまり楽しみにしていなかったのかな」などの不安や疑問を男性に与えることになり、印象が下がりかねません。
事前にちゃんとお見合い場所や時間帯を調べた上で、最適な服装で望めるように準備しておきましょう。
清潔感が出るようにする
清潔感は、見た目で良い印象を持ってもらう上で、最も重要な要素です。どれだけ綺麗に着飾っても、清潔感が感じられないと、それだけでマイナスのイメージに繋がってしまいます。シワがない綺麗な状態の服を着るのはもちろんですが、白や青など、爽やかな印象を与える色を選ぶのも一つのポイントです。
また、ブラウスやジャケットの着崩しなど、女性特有のおしゃれは男性に理解されない場合も多く“だらしない”と思われてしまうケースもあるため、避けた方が無難です。
自分の好みを主張しすぎない
お見合いでは自分の好みを主張しすぎないようにしましょう。例えば、カジュアルな格好が好きだからという理由でデニムにパーカーというスタイルで臨むと、男性側はびっくりしてしまいます。
自分のことを相手にわかってもらうのは、交際が始まってからでも遅くありません。自分の好みを服装に取り入れることは重要ですが、マナーとのバランスを意識しましょう。
足元にまで気を配る
お見合いに限らず、足元は相手の人間性を判断するポイントの一つとしてよく見られる部分です。綺麗な靴を履いていればそれだけで清潔感や信頼感を相手に感じてもらえます。
一方で、靴が汚いと
- こだわりがない人
- だらしない人
- 余裕がない人
- 細部にまで気が回らない人
- 周りの目を気にしていない人
などの印象を持たれてしまう場合もあります。また、服装を綺麗にすればするほど、足元が汚いことが目立ってしまい、せっかくのコーディネートも台無しです。足元はよく見られる部分であるということを意識した上で、当日までに靴を磨いたり、新しいものを購入しておきましょう。
困った時は仲人に相談する
お見合いのための服装を頭では理解していても
「自分に似合う服がわからない…」
「男性の好みがわからない…」
などのお悩みで中々当日のコーディネートが決まらないこともあると思います。そんなときはぜひ仲人を頼ってください。お見合いのプロとして、男性の好みやお見合いのマナーを意識しながら、ご自身の持ち味を取り入れたコーディネートのアドバイスをしています。客観的な視点での“似合う”をご提案するため、自信をもってお見合いに望めますよ。
お見合いでNGな服装
お見合いで絶対に避けたほうがいい服装は下記の4つです。
- サイズが合わない服
- 清潔感がない服
- セクシーすぎる服
- 全身高級ブランド品
それぞれの理由を解説していきます。
サイズが合っていない
サイズが合っていない服は避けましょう。サイズが合っていないだけでスタイルが悪く見えたり、だらしない印象を持たれたりしてしまいます。オーバーサイズのコーディネートも女性の間ではおしゃれと認識されますが、男性には理解が得られないケースも少なくありません。
一方で、ジャストサイズの洋服を選ぶとスタイルが良くみえ、スッキリとした印象を与えられます。
清潔感がない
清潔感がない服では、いい印象は100%持ってもらえません。それどころか「不潔」と思われた時点で、そのお見合いは失敗に終わります。
- 毛玉ができていないか
- シワになっていないか
- 生地がよれていないか
- 色褪せしていないか
- シミができていないか
などをよくチェックし、少しでも気になるポイントがあれば避けるのが無難です。お気に入りの服でも、長年着ているものはできるだけ避けて、比較的新しい服を選びましょう。
セクシーすぎる
過度な肌見せもお見合いには不適切です。もちろん、女性らしい服装は好印象ですが、露出が多すぎると男性は目のやり場に困ってしまいます。そういった服装が好きな男性も一定数いますが、多くの場合男性に気を使わせるだけではなく「常識がなさそう」と思われてしまいます。
お見合いは結婚相手を見つける場所であるため、できるだけ誠実に見える服装で参加するのが無難です。丈の短いスカートやデコルテが大きく開いた服、タンクトップやキャミソールワンピースなどは避けて、どうしても着たい場合にはカーディガンを羽織るなど、肌が見える部分が少なくなるように工夫しましょう。
高級ブランド品でかためる
高級ブランドをたくさん身に着けていると、「お金がかかる女性」だと思われてしまう場合があります。交際に発展してからは、一緒に過ごす時間が増え、見た目以外の人間性や価値観もわかってもらえるようになるため、ブランド品を身に着けても問題ないかもしれません。しかし、お互いのことを全く知らない状態で数時間会話するだけのお見合いでは、見た目が与える印象が大きいため、あらぬ誤解を与えてしまう可能性があります。
せっかくのお見合いなので、ブランド品で自身を良く見せたい気持ちもよくわかりますが、マイナスのイメージにつながることが多いため、控えることをおススメしています。
洋服選び以外に押さえるべきお見合いのマナー
見た目の印象は洋服選びだけでは決まりません。
- 爪
- 髪
- メイク
- アクセサリー
- 匂い
なども、印象を変える大きな要因となるため、細部にまで気を配る必要があります。以下で、注意するポイントについて解説していきます。
爪は手入れして整える
女性が思っている以上に、男性は指先を見ています。綺麗に整えられた爪は、女性らしさや清潔感を感じてもらえるため、男性からするととても好印象です。
一方で、
- 伸びっぱなし
- 黒ずんでいる
- ネイルがボロボロになっている
などの状態では、「不潔」「だらしない」「詰めが甘い」といったようなレッテルを貼られかねません。大きなマイナスにつながる可能性があるため、爪はしっかり整えた状態で臨みましょう。
髪の毛は綺麗にしておく
「髪は女の命」とも言うように、髪が綺麗な女性はそれだけで男性からいい印象を持たれることもあります。傷んでいたり、汚く見えたりしていると感じたら、事前準備として美容室でトリートメントをしてもらってから臨むようにしましょう。
髪の毛は一朝一夕で綺麗になるものではないため、日頃の手入れが大切です。来る日に備えて、日頃からしっかりとケアしておきましょう。染めっぱなしでプリンになっていたり、傷みを隠さなかったり、汚く見える状態でお見合い当日を迎えるのは絶対にNGです。
ナチュラルメイクを心がける
男性は、厚化粧を好まない方が多いです。そのため、ナチュラルメイクを意識しましょう。また、男性の好みの問題だけではなく、化粧が濃いと「自信がないのかな」「肌にコンプレックスがあるのかな」などの疑問を抱かれてしまうこともあります。
さらに
“厚塗りしすぎた結果、お化粧が顔から浮いている”という状態になると不潔に見えてしまい、イメージダウンは避けられないため、当日気合を入れすぎてお化粧が濃くなりすぎないように注意しましょう。
アクセサリーは着けすぎない
アクセサリーの着けすぎも要注意です。お見合いに限らず、ネックレスや指輪、ピアスなどは着けすぎるとごちゃごちゃした印象になり、おしゃれに見えなくなってしまいます。
また、アクセサリーを着けすぎると「自分に自信が無さそう」「主張が強そう」といった印象を持たれる場合もあるため、お見合いにおいてはマイナスに働く可能性が大きいです。お見合いの際は、シンプルなデザインのアクセサリーを控えめに身に着けるように意識すると、すっきりとまとまったコーディネートになりやすいです。
香水の付けすぎにも気をつける
香水は付けても大丈夫ですが、付けすぎないように気をつけましょう。例え香水そのものはいい匂いであっても、強すぎる匂いは相手に不快感を与えてしまいます。
お見合いは、相手とテーブル1つ分程の近い距離での会話が基本です。男性側も面と向かって「臭い」とは伝えられないため、ずっと気を遣わせたまま会話を続けることとなります。特にカフェやレストランなど、飲食店でのお見合いの場合は、飲み物や料理が台無しになってしまうばかりか、「配慮のできない女性」と思われてしまうこともあるため、付けすぎには十分注意しましょう。
日常的に香水を使う人は、無意識のうちに付けすぎてしまっている可能性もあるため、いつもより少量で臨むように意識してください。香りは、上手に扱えれば男性の印象を良くする武器にもなりますよ。
お見合いにおすすめの服の選び方
- 季節別
- 年齢別
- 体型別
に、お見合い服の選び方を紹介していきます。自分らしさが一番の味方なのでこの限りではありませんが、困ったときには仲人が相談に乗りますね。
季節別
春
春は桜や新緑などが美しい季節ということもあり、パステルカラーのピンクや青、黄色などの明るい色の洋服が映えます。加えて、トップスやスカートにシフォンやサマーニットなどの柔らかい素材を取り入れることで、女性らしい柔らかな印象を与えられます。
また、暖かい春は首や手首、足首など女性らしさをアピールできる華奢な部分を見せやすい季節です。七分丈のトップスやワンピースを着用すれば、さりげなく印象アップが狙えますよ。
夏
夏はジメジメして暑い季節なので、白やオレンジ、青などのフレッシュな色を用いると好印象を与えられます。さらに、袖がシースルーになっているものや、レースなどの透け感のある生地を使った服を選ぶと、より軽やかで涼しげな印象を与えられます。
夏は服の面積が小さくなる分、ネックレスやブレスレットなど、控えめなアクセサリーを身に着けると上手にバランスがとれるため、なお良いです。一方で、暑い夏場はどうしても薄着をしたくなりますが、過度な露出はお見合いには適さないため注意しましょう。
秋
澄んでいて落ち着いた雰囲気が流れる秋には、ブラウンやマスタードなど、深い色が映えます。加えて、涼しくなる秋は着れる生地の幅がぐっと広がるため、厚手の暖かな素材感の生地やニットなどを上手に取り入れると、春夏とは違う柔らかで落ち着いた印象を与えられます。
モノトーンやアースカラーなども秋には映えますが、重くなりすぎる場合があるため、白などの明るい差し色や、柄物を上手に活用すればよりおしゃれに着こなせます。
冬
冬は比較的どんな色でも映えやすい季節ですが、白やグレー、ベージュ系の色使いが特に魅力的に見えます。しかし、黒寄りのグレーなど、重い色ばかりになってしまっては、地味な印象を与えてしまうため、明るい色を上手に差し色として取り入れて、バランスをとりましょう。
冬は寒さにより厚着する必要があるため、他の季節に比べて女性らしさをアピールできる服を選びづらい傾向にあります。そのため、マフラーなどの小物や厚手の素材で寒さ対策をしつつも、スカートやボディラインがわかるニットで女性らしさを出しましょう。その際、着膨れしてしまっては台無しなので注意が必要です。
年齢別
20代
20代は、女の子らしい可愛い服装が男性にウケる年代です。フリルのトップスにタイトなスカートや、明るい柄や色味のワンピースなどが映えます。若さと爽やかさを活かした、フェミニンなコーディネートを目指しましょう。
しかし、若さをアピールするあまり、露出が増えたり、カジュアル過ぎる服装になってしまうと婚活においては逆効果になることもあるため、注意しましょう。
30代
30代は、女性らしい可愛さだけではなく、上品さをプラスすることでより魅力的に見えるようになります。婚活ファッションでは、基本的に明るい色味が映えますが、30代の大人の女性は淡いピンクや黄色などの優しい色や、白やベージュなどの落ち着いた色を取り入れるときれいめで上品な印象を与えられます。
しかし、落ち着きを意識するあまり黒や濃いネイビーなどの暗い色を多用すると、重たくて地味な印象を与えてしまい、逆効果になることもあるため気をつけましょう。あくまで、明るい色を基本としつつ派手になりすぎないようにするのがポイントです。
また、落ち着いた色味を選びつつ、女性らしい曲線がでるワンピースや、レースやシフォンなど柔らかい印象を与える素材を取り入れると、より上品で魅力的なスタイルになりますよ。
40代
40代は、女性らしさに加えて、大人の女性ならではの落ち着きや包容力をアピールすることで、男性により好印象を与えられます。明るい色の中でも、白やベージュなどの色をメインに服を選ぶとより上品に感じられ、肌が綺麗に見える効果も期待できます。また、ネイビーなどの暗い色も、大人の女性であれば品のある装いになるため、明るい色が苦手な方にはおすすめです。
服を選ぶ際には、適度な体型カバーができて、体のラインを女性らしく見せてくれるものを選ぶとよいでしょう。Aラインのワンピースや腰から足にかけて広がったスカートは、腰が細く見えるため着痩せ効果も高く、体のラインを綺麗に見せてくれますよ。
体型別
背が低い人
背が低い方は、上半身にアクセントがあるコーディネートがおすすめです。柄物のトップスに無地のスカートを合わせたり、袖にフリルのついたワンピースなどを着用したりすると、視線を上半身に誘導できるため、身長の低さをカバーできますよ。
足元はヒールを履けば、足がスラっと見えて、スタイルによりメリハリを付けられます。
背が高い人
背が高い方は、下半身にアクセントがあるコーディネートがおすすめです。トップスは無地や落ち着いた色味のものを選び、柄や鮮やかな色を使ったスカートなどを着用すれば目線が下半身に誘導できるため、バランスが良く見えます。
また、ロングスカートを着用すればスラっと綺麗に見えるため、身長の高さを活かしたコーディネートができます。
ぽっちゃりしている人
ぽっちゃりしている方には、体型がカバーできるネイビーなどの落ち着いた寒色系やストライプ柄を着用するのがおすすめです。一方で、ピンクなどの暖色系の色、白、ベージュなどは膨張色であるため避けたほうが無難です。
また、ロング丈のワンピースやロングカーディガンなどを着用し、縦ラインを意識すると全体のバランスがよくなり、スッキリとした印象になります。
スリムな人
スリムな方は白やベージュ、淡いピンクや黄色などパステルカラーの膨張色を取り入れたコーディネートがおすすめです。
また、貧相な体型に悩んでいる方はシフォンやフリルなど、柔らかくてふんわりしたシルエットの服を選んで、体のラインを拾いすぎないように意識すると、体型がカバーできてバランスがよくなりますよ。
相手に配慮した服選びで印象アップを狙いましょう
お見合いの際の服装選びで最も重要なことは「お相手からどう見られるか」を意識することです。明るめの色を選んだり、女性らしい柔らかい素材を選んだりすることで、魅力的な女性として見てもらえる確率が上がります。
自分の好みや体型、TPOを意識して服装を選んで、第一印象からよく思われるように工夫してみましょう。
今回の記事を参考に、印象を上げるためのコツや、NGな服装などをしっかりと押さえてお見合いの服選びを行ってみてください。またご紹介したのはあくまで一般論、ご自身の魅力アップの服装でお悩みの方はぜひ仲人にご相談くださいね。
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